MTAセメントで歯の神経を抜かない虫歯治療
2018/8/20
8月17日(金)の診療後に大阪市中央区にある株式会社LAZARUSにて、当院の歯科医師・歯科技工士で歯科の勉強会(NHK-B)に参加しました。
「MTAセメント」という歯科材料は、歯の神経を残す最後の砦として使われます。本来、虫歯は歯髄に達するとこれを取る抜髄という処置が必要となり、「失活歯」という活動をしていない歯になってしまいます。失活歯は歯の寿命が大幅に短くなり、また虫歯になっても痛みを感じないため虫歯の再発も起こりやすくなります。
しかし、近年の歯科材料の進歩によりこれまでは抜髄となるような歯でも、「MTAセメント」を使うことで歯髄を残せる可能性が出てきました。もちろん全てのケースで適用できるわけではないですが、生活歯のまま虫歯治療が出来ることを考えれば大変大きなメリットであるといえます。
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