歯科衛生士が根面う蝕の勉強会に参加しました
2019/11/26
当院の歯科衛生士が根面う蝕を学ぶセミナーに参加しました。
根面う蝕とは読んで字のごとく歯の根っこに虫歯が出来ている状態です。通常、歯の根っこは歯ぐきに埋まっているため虫歯になることはないのですが、歯ぐきへの歯磨きのし過ぎや歯周病によって歯ぐきが下がってしまうことはよくあり、その結果歯の根っこが表に出てしまいます。歯の頭の部分はエナメル質という大変硬い組織で守られているのですが、歯の根っこにはこれがないため虫歯になり易い箇所です。そのため、歯だけでなく歯ぐきをしっかりと保護することも歯を守る上では大切です。
また、だ液には菌の繁殖を抑える作用があるのですが薬や高齢が原因でだ液の量が減少すると虫歯のリスクが高まります。また噛むことでもだ液の分泌が促進されるため、歯を失ったらインプラント治療や入れ歯でしっかりと噛める治療が必要になります。
写真はセミナー後に当院の歯科衛生士に手技を指導いただいている丸尾先生との集合写真です。この学びをこれからの診療にしっかりと役立てていきたいと思います。
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