インプラント後の口臭には注意!?その原因と対策について
2019/6/12
インプラントには虫歯の心配はありませんが、きちんとケアをしないとトラブルは起こります。今回はその中でも口臭に注目して、ご紹介したいと思います。
インプラント後の口臭の原因とは?
インプラントをすると歯ぐきとの間に溝が出来ることになります。自然な歯でも歯周ポケットが存在し、その中にプラークが溜まることで歯周病などの原因になるのですが、インプラントをした場合はそのケアにより一層気を付けなくてはなりません。
隙間に溜まったプラークはやがて歯石となり、自分で取り除くことは出来なくなります。このようにして付着した歯石には多くの細菌が住んでおり、その細菌が硫化水素などのガスを発生させることで口臭の原因となるのです。
口臭の先のさらなるトラブル
口臭は細菌が繁殖したことにより起こりますが、そうなるとインプラント周囲炎の危険性も増すことになります。
インプラント周囲炎は歯周病と同じ歯ぐきにトラブルを起こす病気です。初期の段階では自覚症状がほとんどないため、かなり進行した段階で腫れなどをきっかけに自覚することが多くなります。しかし、ダメージを受けるのは歯ぐきだけでなく、怖いのはインプラント周囲炎によって骨が溶けてしまうことです。こうなってしまうと、インプラントを支えることが出来なくなり最終的には抜け落ちてしまうことになるため、日頃のケアがとても重要になります。
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