ストローマン主催のインプラントアシスタントセミナーに参加しました
2019/10/30
10月20日（日）に歯科衛生士の扇舎と亀水、歯科助手の高島と内海がストローマンが主催するインプラントのアシスタントアドバンスセミナーに参加しました。今回のテーマは『インプラントの長期予後を目指して』です。
１．インプラント治療におけるチームアプローチ
ゴールは何と言ってもインプラント治療の成功です。それには、①審美的・機能的回復 ②患者さまが喜び満足する（QOLの達成） ③インプラントの長期予後獲得 が必要です。患者さまを中心としてチームで同じゴールを目指すことが大切です。
２．インプラント術前～術後の注意点
前述でも述べましたがインプラント治療はチーム医療が大切です。そのためコンサルテーションを行い全員の意識を術前までに統一させます。また、インプラント手術時の患者さまの変化に注意をしておくことで迅速な対応が可能になります。
３．インプラントのメンテナンス
インプラントの長期予後獲得のためにはメンテナンスは必要不可欠であるということを患者さまにご理解いただく必要があります。プロによるメンテナンスはもちろんの事ですが、さらに重要なのはご自身での歯磨きです。患者さまの意欲をどれだけ沸かせるかが重要になります。
４．合併症の対応
合併症が起こるとインプラントの寿命が極端に短くなってしまいます。合併症が起こる大きい原因としてはやはり清掃不良です。メンテナンスで健康な状態を常に保っておく必要があります。
５．高齢者のインプラント治療
高齢者に対するインプラント治療では次のことを検討する必要があります。①身体能力 ②認知能力 ③意欲 ④補綴装置の清掃能力 これらが伴っていない場合にインプラント治療をしても大きな効果はあげられません。
まとめ
インプラントの術後において怖いのはインプラント周囲炎です。せっかく高い治療をしたのにすぐダメになってしまっては、とても勿体なくなってしまいます。そうならないためにも、患者さまと二人三脚で長期保存が出来るよう心掛けていきたいと思います。
