歯髄温存療法の講演をしました
2019/7/31
7月26日(金)に歯科の勉強会であるNHK例会に参加しました。今回は歯科医師の荒垣より、歯の神経を残す歯髄温存療法について講演をしました。
歯の内部には歯髄と呼ばれる神経が通っており、痛みや温度などの感覚や歯に栄養を運ぶ役割があります。虫歯が歯の内部にある歯髄まで達していた場合は、これまで歯髄を取り除くか抜歯をしてインプラントをするかの選択しかありませんでした。
しかし、近年では可能な限り歯髄を残して治療をする『歯髄温存療法』という治療法が確立されました。歯髄を取ってしまうと、虫歯が再発した場合に痛みを感じないので重症化し易く、また歯自体も脆くなってしまうというデメリットを完全に回避することが出来ます。
どのような状態でも適応できる治療ではありませんが、可能な限り健康な状態で歯を残し、人工物を出来るだけ歯の中に入れない事も治療では大切です。
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